タケオ州チュンポゥプレック村再訪 (2017.11.28)
今年で3回目となるタケオ州チュンポゥプレック村の訪問、 村の視察とともに、今回は私たちが新しく制作した衛生管理と応急処置のポスターを配り、子供た ちに手洗いと歯磨きの指導をしてその大切さを学んでもらう。またボランティア教師や教育関係の 方に子供たちへの指導の仕方や応急処置マニュアルの活用法などをお伝えする、というミッション を持って訪問しました。(詳細な報告書は本ページの一番下をご覧ください) 今回のこの企画には、カンボジアでフリーペーパーを発行している会社 mates の柳内社長のご紹介で、プノンペン市内のデンタルクリニックの医師、歯科衛生士、そして mates スタッフの方々など 大勢参加してくださることになり、それではと村の小学校全生徒350人を集めてやろうというこ とになり、図らずも一大イベントに発展しました。 これは気合を入れてやらねばと、パートナーのスナダイクメールのメンバーや村の若者と一緒に 前々から準備万端整えていたのですが、いざ当日になると予期せぬ事態が重なり出発が遅れてしまい、結局予定より1時間ほど遅れて現地に到着しました。


IFL王立プノンペン大学日本語学科講演・交流授業 (2017.11.27)
今年で3度目となる IFL 日本語学科クラスでの交流授業、 昨年同様約30名の生徒が参加し、うち7~8名はお坊さんでした。 今回は学生を5~6人ずつのグループに別け、グループディスカッションをしてそれぞれのグループから発表してもらう形式をとり、ただ話を聞くだけでなく彼らの考えや意見を積極的に引き出そう、とい う狙いがありました。
CEP の日名氏がファシリテーターとなり、基本的に仏教絵本を題材とした幾つかのテーマから質問を 出しました。それに対する各人の考えを述べてもらう、またはグループ内で相談し意見をまとめて発表してもらうという感じで、答えに正解・不正解はないのだということを説明しながら進めていきました。 はじめは学生の緊張を緩めて発言しやすい雰囲気を作ろうと、皆が興味を持っている日本の話題から入り、日本とカンボジアの違いや日本のどんなところが良いと思うか、などの質問から始めましたが、皆さんやはり日本への憧れが強いようでした。 2番目の「日常で何かいやな思いをした時、いやなことをされたことがあるか?」という質問では、グ ループ内で意見をまとめ


Hope Of Children(HOC)ノリア孤児院訪問(2017.11.26)
予定していたスケジュールがずれ込み、だいぶ遅れての慌ただしい訪問でしたが、バッタンバンにあ る HOC 孤児院にお邪魔し、施設の見学と歯ブラシ、石けん、サンダルなどの寄贈、また衛生管理の お話をさせていただきました。 この孤児院はもともと 1992 年にカンボジアのお坊さん Muny Vasaveth 師が身寄りのない子供達を お寺で預かり養ったことから始まったそうで、現在バッタンバン市街から少し離れたタコック村とい うところに施設を移し、4~23歳まで25名の子供達が暮らしています。
2008 年から日本人の岩田亮子さんという方が、現地で子供達と暮らしながら支援活動を始め、敷地内で栽培してできた野菜を使ってバッタンバンの街にレストランを開き、子供達の職能育成と自立を目指して頑張っています。 約 2 年前からこちらに移り住み、孤児院の寮母として子供達のお世話をしている奥村さんからのご紹介で、今回の訪問が実現しました。 施設のある敷地は思ったより広く6ha ほどあるそうです。 男女別二階建ての寄宿舎と広場、集会所、炊事場に食堂、外には田んぼや畑も


農業支援プロジェクトinシェムリアップ&バッタンバン (2017.11)
カンボジアの米銀行プロジェクト 2017
今年は各村から代表2名が参加し全体集会を行いました。 まずはシェムリアップに集合し、ハーブや野菜を栽培している農場の視察をしました。 この村では家の裏庭などちょっとしたスペースを利用し無農薬で野菜を栽培しており、稲作のかた わらするにはちょうど良い規模で、良い副収入になっているようでした。 少しの水でも栽培できるよう、畑を底上げしていたりなど工夫されており、皆さん熱心に説明を聞い ていました。 村を案内してくれたチラーさんは、大学の仲間と一緒にこの村で野菜作りを指導し、また旅行社とタイアップして、観光客に村で栽培した野菜を使った料理や、清潔な宿泊所を提供するためのノウハウを指導するなど、村が副収入を得て発展するためのサポートをしているそうです。 旅行者にとっても、農村での生活を体験したり、新鮮で安全な食事が食べられるという仕組みで、とてもユニークな取り組みだと思いました。 ひと通り農場の視察と説明を聞いた後、ミーティングではタイから来たソムヨットさんがスライドを 見せながら、これから導入する精米機の活用

