王立プノンペン大学外国語学科(IFL)日本語学科訪問 2023 年 11 月 24 日
ちょうど1年振りとなるIFL訪問ですが、今回交流授業に参加してくれたのは日本語学科3年生の学生24名。IFL特に日本語学科には年間を通していろいろな大学や団体の訪問があるため、皆さん慣れた様子で一緒にスライドやプロジェクターの準備をしてくださいました。
いつものように通訳にはヘインさんに入ってもらい授業開始、今回も初めましての顔ぶれなので軽く自己紹介をした後、日本の紹介画像と習慣や文化についてのクイズを出し、グループに分かれて答えてもらいました。
日本にあってカンボジアにはないもの、日本特有の習慣などについて質問したのですが、なんと皆さん日本のことをとてもよく知っているようで、各グループとも迷うことなく正解を回答されてしまい驚きました。
それだけ日本に対する思いや関心を強く持っているのだと、改めてさすが大学で日本語を学ぼうと集まってきた学生だけあると感心させられました。
その後私たちが製作した最新作の仏教動画『アヌルッダ物語り』を上映し、感想を聞きました。
「感動した」「絵が綺麗だった」などの意見、またどの場面に感動したかとの問いには、アヌルッダが自分の豊かな生活を捨てて道を究めるためにお坊さんになるところ、不眠の誓いを立て仏様の言葉にも耳を貸さず自分のエゴを通したところに考えさせられた、などの感想が出ました。
学生たちの真剣な眼差しと日本への強い情熱を見て、感慨深くも楽しい交流授業となりました。