中外日報に掲載されました!
岡田氏が宗教系の新聞「中外日報」の取材を受け、 CEPのPeaceプロジェクトについて、内容や経緯を説明させていただきました。


読売新聞に掲載されました。
CEP代表斉藤大法上人が読売新聞の取材を受け、カンボジア渡航の前日(12時6日)、 特集『医療ルネサンス』に掲載されました。


クラウドファンディング始めました!
この度Ready forの力をお借りしてクラウドファンディングによる資金集めを行うことになりました。 https://readyfor.jp/projects/peaceproject わたしたちは、「持続的な社会を作る支援をする」ことを目的にCEP (Cambodia Empowerment Project) を立ち上げ、カンボジア政府の方、現地NGO、プノンペンの学生とプロジェクトを推進してきました。 CEPには特定のスポンサーがいるわけではありません。ですので残念ながら、他の組織であればできるような、お金や物の支援はできません。 ただ、これまでカンボジアで活動する中で、一時的な支援の「跡」をいくつも見てきました。また、政府組織や現地NGO、プノンペンの学生から、不正が蔓延している今の状態に心を痛めている話を何度も聞きました。『自分たちの手で変えていきたいんだ』と。 「社会」は「人」で成り立っています。 ほかの組織ではなく、われわれCEPだからできること。 「持続的な社会を作る」とは、現地組織や個人の方々と一緒になって、教養や道徳心のある人た


Bounithさんミーティング
Bounithさんはプノンペンの医大で学んでいる医学生。昔大法上人がカンボジアに赴任していた頃のご縁で、10年ぶりの再会となりました。 彼は貧しい家庭に育ち、とても苦労しながら勉学の道を歩んできましたが、将来は医者となって地方に赴任し、貧しい人や子供たちの診療をしたいとのこと。 今のカンボジアにはお金のために機械的に患者を診察している医者がたくさんいるが、本当の医療は患者の心も含めた全体的なものであるべきという信念を持った、とても情熱的な青年でした。 私たちの作った仏教絵本にも興味を持ってくださり、友人の住むお寺を紹介してくれたりなど積極的に動いてくれました。 カンボジアでの衛生教育についてお聞きしたところ、それはとても必要で、特に子供達には手洗いや爪切りなど、基本的な事を教えることで防げる病気がたくさんある、とのこと。 私たちが計画している衛生教育プロジェクトの内容選定にも協力してくれることになりました。2回目の話し合いで、以下のような衛生教育と応急処置の基礎的な項目が上がりました。 <基礎知識> 手洗い…雑菌を除くためできるだけ石鹸を使って洗


Mr.Hang Vandetミーティング
12月8日に開催したプノンペン大学で講演していただいたHang Vandet氏でしたが、数日後私たちのホテルを訪ねてくださり、先日の講義内容の英訳をチェックしてもらいながら、カンボジアの現状をお聞きしました。 隣国との国境地帯では、タイ側の国境地帯では紛争もなく安定しているが、ベトナム側の国境地帯では常にゴタゴタが起きている。ベトナム側からの移民がそのまま土地に居座ってしまい、現地人との間で争いが起きたり、ベトナム側からの安い農作物や製品が押し寄せ、カンボジアの米が安く買い叩かれ持って行かれたり… 政府もベトナム国境地帯の紛争解決に本腰を入れている、とのこと。 こうした状況の中、車の部品を作る工場ができたりなど、変化も起きている。 彼の新しいNGO Peace Heart Development(PHD)の構想を伺いました。 このNGOはまだ正式に発足していないが、現在登録の準備をしているとのこと。 4つのプログラムを考えており、 宗教を超えた平和への祈り 貧しい学生への奨学金 道徳の向上…専門家による道徳教育 技術向上による市場開発 などがある


ブラサット・ネァング・クマオ寺訪問
チュンポゥ・プレック村に行く途中で、貧しい村の子供や孤児を集めてお坊さんになるための勉強をさせているお寺があると聞き、訪ねてみることにしました。 その寺院にはカンボジア全土から約400人もの小坊主さんが集まり、お寺では彼らの衣食住すべての面倒を見ながら仏教の修行をさせているとのことでしたが、当然のことながら経済的にとても厳しい状況で、ラジオやインターネットなどを使って協力を呼びかけているとのこと。 私たちも尊師様に参詣した後、少しばかりのお布施をさせていただき、持参した仏教絵本も500冊寄贈させていただきました。 カンボジアにこのようなお寺が存在し、仏教と貧しい人々の下支えになっていることに、少し安心感を覚えた訪問でした。


タケオ州スロック・プレイカヴァ地区チュンポプロック村訪問
人口:189家族904人 うち子供の数460人(男子229人、女子231人) 村人の85%が農業を営む(耕地面積105ha.:雨季米) 村では私たちとのミーティングのために、村長はじめ地区リーダー、教育責任者、僧侶長など村の重鎮たちが集まり待っていてくれました。 村の入り口には新しい看板と子ども図書館、現在村を支援している韓国のNGO、KOICAのプロジェクトの写真が飾られていました。 はじめにSna Dai KhmerのRathanaさんから紹介の言葉があり、その後メンバー全員の自己紹介に続きCEPから活動の基礎となる布施の教えについて、それぞれの認識と意見交換が行われました。 布施の認識について、私たちの考えでは、布施は見返りを求めない純粋に利他の精神からするという点が重要との説明に対し、村の人々は日常的にお寺に布施をするが、布施したお金や物がどのように使われるかということには執着していない、しかし家族の健康や幸せ、将来(来世)によりよく生きられますように、と願いながら布施をするとのこと。そして純粋にお寺やお坊さんを敬う気持ちもある。 CEP


Sna Dai Khmerミーティング
4名の女性からなるこのグループの理念は、 ヴィジョン:カンボジアの若者が、広く高度な教育を受け、道徳心を伴って指導力を発揮し、愛と慈悲、知恵と調和、そして大志を抱いて社会の発展のために寄与できることを目指す。 ミッション:すべての若者に、ボランティア精神を基礎として、共有、養成、指導、助言、訓練、ネットワーク、実習などを通して学び、発展する機会を与える。 となっています。 現在の活動はタケオ州チュンポゥ・プレック村を中心としており、主な5つの活動は 読解力の促進 英語教育 伝統舞踊→伝統楽器を含めた伝統芸能の継承 衛生教育 訓練と養成 子供の教育を中心としているが、高学年の生徒にもクメール語の読み書きができない子もいることから、まずは基礎的な学力の向上を目指し、子ども図書館なども設置。 またボランティア教師をはじめ大学進学にも英語の習得は絶対条件となるため、英語の実力向上に重点を置いているそうです。 彼女たちが現在運営する学校は、公立の小学校などでの学習で足りない部分を補うという役割もあるが、それ以外の情操教育や衛生教育など、子供たちのモラル向上


IFL王立プノンペン大学日本語学科講演会
2016年12月8日の午後2時〜、昨年同様プノンペン大学日本語学科のクラスで講義させていただきました。 今回参加してくれた学生は、ほとんどが初めての参加者でしたが、私たちのパートナーとして活動しているSna Dai Khmerのメンバーと、宗教省秘書のHang Vandet氏をお呼びし、彼らの目から見たカンボジアの現状と、活動紹介などをしてもらいました。 若い女性4名のグループSna Dai Khmerの活動は、タケオ州チュンポゥ・プレック村での教育支援を中心としており、村の学生によるボランティア教師の養成、英語や伝統舞踊の指導、児童図書館の開設などを行っています。 この村は自分たちで資材を持ち寄って学校を建てたり、人力で池を掘ったり、村内で共済組合のようなものを組織したりと、村人の結束力や、自分たちの力で村を良くしていこうという意欲があるコミュニティで、彼女たちも初めは村人から子供たちに良い教育を受けさせたい、という要請があり、支援を始めたとのこと。 子供たちが等しく、必要な正しい教育を受けることができれば、彼らの将来の可能性が広がり、豊かで幸

