タケオ州スロック・プレイカヴァ地区チュンポプロック村訪問
基本情報/人口:189家族904人 うち子供の数460人(男子229人、女子231人)
雨期米105ha. があるが、水不足になる時がある。 水は井戸が28基と池が一つあり、井戸にはポンプが必要だがお金がなくて買えない。 村人の85%は農業を営む 米の他に自分たちで食べる用にすいかやきゅうりなどの野菜を栽培 豚や魚の養殖を始めたが、まだ数は少ない。現在飼育法を勉強中とのこと。 他の15%...建築業 繊維業(クローマー、ルンギなどを制作)58家族 プノンペンの工場で働く プノンペンから南東へ車で 2 時間。後半は舗装されていない路面を走り、村の門をくぐってし ばらく行くと、すでに隊列を組んだ可愛い子供達が目に飛び込んできた。そして、色とりどり の布や風船が目に入り、これはただごとではない気配に圧倒されたまま、人々の歓喜の中に足 を踏み入れた。 人々のこぼれんばかりの温かい笑顔とは裏腹に事態を掌握出来ていない心が激しく動揺して いた。 実はこの日、新しくできた校舎の落成式典だったのだ。 今回この村を紹介していただいたスレーマオさんが、私達の訪問に


プノンペン大学講義
場所:プノンペン大学 日本語科
対象:日本語学科の学生 15 名ほど 内容:今回はヘインさんの日本語の先生であった教授をご紹介頂き、先生のクラスで日本語を勉 強している15名ほどの生徒さんたちに対して、「フリートーク」としてクラスの中で自由に話 をしてくださいとのことで機会を頂きました。学生の中には若い男女のほか、4名ほどの僧侶の 方もいらっしゃいました。 最初に私たちから日本のお土産(手ぬぐい)と絵本をプレゼ ントし、自己紹介の後、カンボジアでの CEP の活動について 紹介しました。カンボジアでの社会問題なども交えながら話 すと、生徒さんたちも興味を持って聞いてくださいました。 その後、「本当の幸せとは何か?」をテーマに、日本の例を 挙げながら学生の皆さんと質問を交えながら話を進めてい きました。 まず皆さんに日本の企業で知っている名前を聞くと、多くの学生がホンダやトヨタ、パナソニッ クなどの企業名を挙げてくれました。 そこから、日本における仏教と、経済発展の裏に発生した現状の問題点について下記のように話 していきました。 ・日本は世界に多


カンボジア愛のセンター訪問
プノンペン近郊のスラム街の近いところにある私設の学校で、
生徒数は 5~6歳から 13~14 歳くらいまで総数 150 名ほどとのこと。 最初少し授業を見学させてもらい、その時間の間に各自名前などを記入し、 自動的に授業参加料$5~と任意で寄付金額を納める仕組みになっていました。 子供たちはとても礼儀正しくまた人なつこく、 訪問されることにすっかり慣れている様子でした。 9:30~自己紹介から始め、授業に参加させていただきました。 参加生徒は 40 名ほどで、 日本語が少し話せるカンボジア人の先生に通訳として入ってもらいました。 まず皆さんに仏教絵本を配り、それを見てもらいながら内容を説明、 ページごとに順番に読んでもらい、所々で質問をしていきました。 皆さん元気よく手を挙げて答えてくれました。 特に家の手伝いは、皆よくしているとのこと。 ひととおり絵本の説明が終わったところで、すでに残り時間が少なくなってしまったので、 次に「くものいと」の紙芝居を英語とクメール語の訳で上映しました。 皆食い入るように観てくれましたが、終わった後の、 「もしあ


RKK 法坐参加
日曜日の夕方からの開催とあって、参加者は少なめでしたが、 ヘインさんとお母様他6名のメンバーの方、 その他に日本から松田さんという方とそのお姉様が参加して下さり、 CEP のメンバー5名と合わせて 15 名での法坐となりました。 はじめに改訂版の絵本を皆さんに配り、内容の趣旨を説明、 特に、仏教を知っていることと実際に生活の中に活かすというのは違うということ、 またお寺に行ってお布施をしたり、お坊さんのお経を聞いたりして、 何となく仏教が分かった気になっているが、 それは本当に仏教を学ぶというという本筋からはずれてしまっている、 というお話をしました。 次に質疑応答の形でディスカッションし、 実際皆さんは実生活の中で、どのように仏教を実践しているか、 例えば何か悪いことが起こった時に、どう対処していますか?という質問をしました。 するとできるだけ自分の感情を抑える、という答えをした人が多く、 自分も時々人や家族に対して怒ってしまうことがある、 そんな時には部屋で一人になって心を静め、 感情をコントロールできるよう訓練している、などの意見が出ました


カンボジア米銀行プロジェクト視察
スレイプリエル村(コンポンチュナン県)
310家族 約3,000人 雨期米100ha.乾期米300ha.
第5期(2015年)50家族 収穫約7,000kg 今回現地訪問はできなかったが、代表者4名がプノンペンから合流し、一緒にコンポンスプ ーを訪問。そこでインタビューをした。 今年は雨量が少なく、雨期米の収量が悪かった。去年比 1,000kg の増量 お米の他に鶏や牛を飼い、野菜も作っているが、自分たちが食べるためだけ。 水の問題が一番大きい、毎年雨頼みなので天候に左右される。 自分たちで掘った井戸と小さな池が2つあり、あとは古いダムがあるが壊れており、修理に は莫大な費用がかかる。 また去年から問題になっている米蔵の件、まだ建っていないとのこと、土地はあるが建材が ない。今のところはまだリーダーの家の床下の倉庫で何とか間に合うので大丈夫とのこと。 去年に引き続き野菜の種と、子供たちへ絵本と文房具をプレゼントし持って帰ってもらった。 トロッペアンウェイン村(コンポンスプー県)
100 家族 620 人 雨期米60ha.
第5期(2015


広島ハウス訪問
昨年は見学だけさせていただいたプノンペン市内ウナローム寺院内にある広島ハウス、 今回は子供たちの授業に参加しイベントをさせていただきました。 参加してくれたのは5~12 歳ぐらいまでの生徒12名ほどと先生3名でした。 校内は、子供たちがいつもきちんと掃除しているため、とてもきれいで、 併設されている図書館も、きれいに整理整頓されており、 日本から寄付された絵本が、クメール語に翻訳されて並べられていました。 はじめに CEP とメンバーの紹介をし、 持参した仏教絵本と文房具のプレゼントを一人ずつ渡しました。 皆で絵本を見ながら内容を説明し、広島ハウス管理人のサカダーさんに、 翻訳も兼ねて解説してもらいました。 絵本のページごとに、声を出して読んでもらったり、 時に質問をしたりしながら子供たちと対話、 皆さん慣れた様子で元気よく手を挙げて答えてくれました。 絵本の解説のあとは、 劇団虹のメンバーが用意して来たカンボジアの民謡「アラピア」の歌を皆で歌い、 その歌に合わせて日本の盆踊りの振り付けを披露、 こんどはそれを皆で輪になって歌いながら踊りました。

