2017年度総会
開催日時:2018年3月25日(日)14時半〜16時半
場所:長久山安詳寺(東京都大田区)
出席者:斉藤、小島、岡田、鈴木、松脇、山本
1)2017年度プロジェクト活動報告の確認
個別のプロジェクト運営について、確認と振り返りを行いました。
2)協議事項
*仏教交流プロジェクト
・ポスターの掲示だけでは一般の人は興味を示さない。(小島上人)
・法要の時キーホルダーをお渡ししてくださっている。(安詳寺)
・CEPのメンバーが直接出向き、説明する必要がある。その際先に住職に講話の中で布施の説明をしていただき、その具体的な形としてこれらのプロジェクトがあることを説明する。
*ピース・プロジェクト
・キーホルダーを見た方の反応は「きれいだ」「持っていると守られている感じがする」など、また中にはNPOの活動に少し支援が回るからと購入してくださる方もいた。
・コンパッションのアクセサリーは、ディスプレイの仕方で興味を持つ人がいるのではないか?
*衛生管理プロジェクト
・マニュアルの制作について、改訂する必要があるかどうかもう一度実情を調査する必要があるのではないか?→誰にどのような形で配布するのが有効かを精査する
・ラターナさんなどに読んでもらい、内容が分かるかどうか意見を聞く。
・ポスターの印刷について、引き続きカンボジアでの印刷を前提に見積もり調査をする。印刷部数は1,000〜3,000部程度で検討する。
3)2018年度活動方針
*心の育成プロジェクト
・絵本配布エリアの拡大…パートナーNGOとの協働による各州の学校,孤児院への配布の他、 仏教者へのアプローチによる協力者を模索する。
・絵本の改訂と増刷…クメール語版を一部改訂するとともに、カンボジアでの印刷を検討する。
・双方向プログラムの改善と実施…絵本の内容をより深く理解し身についたものになるよう、具体的で分かりやすいプログラムにする。
・プノンペン大学などの学生との交流促進…ボランティア活動の協働や奨学金制度、日本への渡航プログラムの検討、日本との学生交流などを実施する。
*農業支援プロジェクト
・2017年度に実施したプログラムの効果測定実施…研修実施後の各村の状況変化のヒヤリング調査を実施する。(米の販売価格、動力電源の確保など)
・精米機の追加導入の検討…上記の効果測定の結果を踏まえ、他の村への導入を検討する。
・他産業への発展的な支援の検討…地場野菜、養豚、養鶏、魚の養殖などを奨励する。
・マイクロファイナンスを通じた協同組合的な仕組み導入に向けた調査の継続…タケオ州チュンポゥプレック村での実施例を視察、運営方法を学ぶ。
・FarmDirectとの連携と運営促進…パートナーNGOが運営するFarmDirectとの連携により販売ルートの多様化を模索する。
*ピース・プロジェクト
・Compassion商品の販売開始…新商品の認知度アップのための広告出稿と、販売促進のためハンドメイド商品販売サイトへの出品など実施する。
・afnポータルサイトでの広報活動…afnポータルサイト(ウェブ版宣伝サイト/別紙参照)を利用したプロモーションを実施する。
*衛生管理プロジェクト
・衛生管理ポスターの修正と現地での印刷
・プログラムの実践状況調査…チュンポゥプレック村、HOCノリア孤児院への聞き取り調査
を実施し、改善状況をチェックする。
・支援の継続と支援対象・エリアの拡大…パートナーNGOとの協業により、昨年プログラムを
実施した地域・しせつへの継続的な支援と、新たな地域へプログラムの実施範囲を広げる。
・日本での歯ブラシ提供の呼びかけ継続…歯ブラシをご提供いただいた企業へ、引き続きご協力を依頼する。
・水質浄化への取り組み…衛生管理と関連し清潔な水の確保のため、地域住民への啓蒙活動や企業との連携などを検討する。
*仏教交流を通じた国際貢献プロジェクト
・プロジェクト説明会の実施…CEPメンバー参加による説明会を実施し、プロジェクト趣旨の理解を深めてもらう。
・参画寺院数の拡大…今年度合計5寺院以上でプログラム実施を目指す。