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広島ハウス訪問

昨年は見学だけさせていただいたプノンペン市内ウナローム寺院内にある広島ハウス、 今回は子供たちの授業に参加しイベントをさせていただきました。 参加してくれたのは5~12 歳ぐらいまでの生徒12名ほどと先生3名でした。 校内は、子供たちがいつもきちんと掃除しているため、とてもきれいで、 併設されている図書館も、きれいに整理整頓されており、 日本から寄付された絵本が、クメール語に翻訳されて並べられていました。

はじめに CEP とメンバーの紹介をし、 持参した仏教絵本と文房具のプレゼントを一人ずつ渡しました。 皆で絵本を見ながら内容を説明し、広島ハウス管理人のサカダーさんに、 翻訳も兼ねて解説してもらいました。 絵本のページごとに、声を出して読んでもらったり、 時に質問をしたりしながら子供たちと対話、 皆さん慣れた様子で元気よく手を挙げて答えてくれました。

絵本の解説のあとは、 劇団虹のメンバーが用意して来たカンボジアの民謡「アラピア」の歌を皆で歌い、 その歌に合わせて日本の盆踊りの振り付けを披露、 こんどはそれを皆で輪になって歌いながら踊りました。 次には歌の終わりにじゃんけんゲームを付け加えたり、楽器を鳴らしたり、 皆で大はしゃぎして盛り上がりました。

最後に日本の昔話「くものいと」の紙芝居を上映、 皆真剣に見入っていました。 このお話はカンボジアにもとても似た物語があるとのことで、 仏教的な寓話で少し難しい内容かと思われましたが、 子供たちにも馴染みやすかったようです。

校長先生の話 様々な事情で学校に行けない子供たちを集めて、午前午後に分けて授業をしている。 全部で4クラスあるがまだ足りていない。 両親を説得して公立の学校に通えるよう指導しているが、8歳以上になると編入が難しくな る。 校長先生が以前お寺で働いていたこともあり、クラスでは仏教のお話もしている。 複数の NGO から支援を受けているが、運営費や文房具などまだ足りない状態。 また上級のクラスに行くための学費を支援してくれる人も探している。

あまり大きな支援はできないかもしればいが、絵本や文房具などできる限りの支援をし、今 後も毎年訪問して交流していきたい、とお話ししてきました。

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