クローサー・ティメイ孤児院訪問(プノンペン) 2023年11月25日
11月25日の朝、2019年以来4年ぶりにクローサー・ティメイ孤児院を訪ねました。
プノンペン近辺に数ヶ所あるうちの一つですが、前回訪れた時と場所が変わっていました。
建物や教室などの設備もまずまず整っている様子で、5歳から12歳まで14名の児童と先生やスタッフ6名のこじんまりした孤児院でした。
子供達はよく躾けられているためかとてもおとなしくて礼儀正しく、でも皆好奇心いっぱいの目で私たちを迎えてくれました。
まずはご挨拶と自己紹介、持参した本や文房具、お菓子などを渡し、子供向け動画『小さな命の物語』を上映して見てもらいました。その後お絵描きや持ってきたおもちゃなどを使って自由に遊んでもらいましたが、やはり子供たちは部屋の中にいるより外で走り回って遊びたいようで、歓声を上げながらたちまち外に出て遊び始めました。


今回同行してくれたスレイマオさんが、子供たちの昼食用にと鶏肉など大量の食材を仕入れてきてくれ、スタッフの方やお手伝いに来てくれた友人たちと一緒にフライドチキンや野菜炒めなどをたくさん作って用意しました。
普段子供達の食事はとても質素なもので、肉などごくたまにしか食べられないとのこと、それも孤児院の限られた予算の中では仕方がないことなのだそうです。子供たちも遊びながらちょこちょこと台所を覗きに来ては、ご飯ができるのを待ちわびている様子でした。
ようやく昼食の準備が整い皆でテーブルを囲んで盛大なランチが始まり、子供たちは食べるのに夢中になっているせいか意外におとなしく食べていました。
昼食を食べ終わると、子供たちは自分で自分の食べたものをきちんと片付けし、その後また遊びの再開。
屈託のない笑顔で、言葉が通じなくても私たちに人なつこく寄ってくる子供たちは本当に可愛らしく、このまま素直に育ってくれて、嫌な思いをせず大人になって欲しいと願う気持ちになりました。
ひとしきり遊ぶと子供たちは昼寝の時間とのことで、皆で記念撮影をしてお別れとなりました。
また来年もできれば訪ねて、子供たちの成長ぶりを見たいと思いながらお別れしました。

Comments